
創業当時、自動車こそ、新しい交通手段と考えたアルフレッド ダンヒルは、20世紀の幕開けと同時に、父の馬具店を、モータリストのほとんどすべてのニーズに応える一大事業へと転換しました。彼は、自ら販売する自動車用アクセサリーを総称する「モートリティーズ」という言葉までつくりだしたのです。1903年、車内用時計としての特許を申請し、ダンヒル初のタイムピースの発売への道を開きました。3年後発売された、ダッシュボードに取り外し可能な懐中時計を組み込むというモートリティーズダッシュボードクロックがそれです。黎明期のドライバーたちにインスピレーションを与えたこの時計は、その後100年以上も続く創意工夫に富んだ時計作りの最初のステップとなりました。

カーウォッチのケースは、スティールまたはチタンの部分とステージ2セラミックの超軽量のふたつのパーツからなりたっています。その側面から見た姿は、近未来的コンセプトカーを思わせる美しさです。
時計のフロントには、「ナンバープレート」が刻まれています。これは、あなたのお気に入りのスポーツカーのカーナンバーなど、あなたのお好きなナンバーやアルファベットを刻印した別のプレートと取り替えることができます。
スイスの機械式自動巻きムーブメントを搭載したカーウォッチは、6時の位置に日付窓があり、ディプロイアントバックル付きのカーフストラップ仕様です。ステンレススティール製ブレスレットと、スタッドで留めたカーフスキンの「ドライバーズストラップ」から成るツールキットは、まるでヴィンテージカーのメンテナンスキットを思いおこさせます。
カーウォッチにはそれぞれ、ナンバープレートを留めるためのスペアのスクリューと、専用のドライバーが付いています。
昔からヴィンテージカーに付属するツールキットからヒントを得たダンヒルのツールキットは、アルミニウム製のピストンヘッドケース入り。開くとキャンバスとレザーのロールが姿を現します。追加の刻印前のナンバープレートが入ったガラス瓶、取り替え用ステンレススティール製ブレスレットまたはスタッドで留めるカーフスキンの「ドライバーズ・ストラップ」、スクリュー、カスタムメイドのドライバーが揃ったこのキットは、メカニック好きや、カーマニアにはたまらないプレゼントです。
ダンヒルのカーウォッチは、エドワード7世時代のドライバーズウォッチにヒントを得、手首の上部ではなく、側面に装着するようにデザインされました。これなら、時計を装着した人が、抵抗の強いハンドルから手を離すことなく時計を見ることができたわけです。
このアイデアを生かしたダンヒルの21世紀版カーウォッチは、斬新なサファイア クリスタル ガラスと、斜めから見ても見やすいように大きさを変えた数字が特徴。ハンドルを握っていても、オートバイに乗っていても、一目で時間がわかります。